★第五話★

話が繋がらないので、読んでない方は先にこちらを読んで下さい。

 

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では続きです。

 

ネットで見つけた情報は

 

 

ヤフオクで転売のみで生活しているというブログだった。

 

 

 

実は私はヤフオクは大好きで、何度も出品や落札をした経験がある。

 

 

だからこの情報を、すんなり受け入れられたのかもしれない。

 

 

 

「とにかくやってみよう。」

 

 

そこから転売が始まった。

 

 

まずは一番儲かりそうなチケット転売から始めた。

 

 

リサーチした結果

 

●ミスチル
●B'z
●EXILE
●ジャニーズ
●紅白

 

 

このあたりのチケットは鉄板で高値で売れるらしい。

 

ヤフオクの落札履歴をみればすぐに分かった。

 

 

特に、紅白歌合戦なんて28万円での落札

 

 

ジャニーズの嵐のチケットも20万の落札実績もある。

 

ちなみに1枚の値段だ。

 

 

これを月に1回でもやってしまえば余裕で生活できる

 

 

しかし、思ったようにチケットが入手できない。

 

 

ファンクラブに何口も別名義で入ってやっと手に入るレベルだ。

 

そりゃそうだ、入手できないから高額で取引されるのだから

 

 

 

これではダメだ・・・

 

 

安定しない。

 

運の要素もかなり入ってくる。

 

 

 

 

そんな時だった

 

 

私の大好きな hide というギターリストがいる。

 

そのファンクラブ限定で「hideキューピー」というキューピー人形が個数限定で販売された。

 

 

 

「これ限定だし売れるかもしれない」

 

 

 

そう思った私は、試しに10個ほど多く買ってみた。

 

余談だが、自分で使う分はとっておいた。

 

 

その10個買うのもジリ貧な私にはきつかったのだが

 

届いたキューピー人形をヤフオクで恐る恐る、出品してみた。

 

 

 

 

 

結果

 

 

 

 

なんとそれが、2倍近い値段で落札されたのだ。

 

 

そして全て10個売り切った。

 

 

最終的に、

 

初めにキューピー人形を10個買った金額が倍になったのだ。

 

 

 

この成功体験は私の中でなにかが変わった。

 

そして、ある思いに駆られる

 

 

「このキューピー人形みたいな物が、無限にあれば生活できるな・・・」

 

 

という考えだった。

 

 

そこからネットで物を売ろうという考えになる。

 

 

凄く漠然としていたが、オークションやネットショップを開きそこで物を売ろうと考えたのだ。

 

何を売るかすら決まっていない、

 

ただ漠然とやりたいことは明確になった。

 

 

 

今までの私からすれば、大きな進歩だ。

 

 

 

しかし、やりたい事は明確になったが、やり方が全然わからない。

 

●何を売ればいいのか?

 

●どこから仕入れれば?

 

●どのように売ればいいのか?

 

 

わからないことだらけだった。

 

 

もちろん誰も教えてくれる人などいない・・・

 

 

そこで、考えぬいた結論が

 

 

 

「ネットショップで働けばいいのではないか???」

 

 

という結論だ。

 

 

そうすれば給料を貰いながら、ネットショップ運営の極意や秘密、全てを学べると。

 

 

我ながらいい考えだ。

 

 

 

その日からネットショップ運営の仕事を探し始めた。

 

幸いにも東京という土地柄、ネットショップ関係の求人は多かった。

 

 

mixiが運営する「ファインドジョブ」という求人サイトには、IT関連や、ネットショップ関係の案件が多いのを発見したので、

 

当時、目を皿のようにして隅々まで閲覧したのを覚えている。

 

 

 

通勤圏内の求人に片っ端から、履歴書を送り、時には面接をした。

 

 

しかし学歴や経験で全て落とされた。

 

 

 

約20社以上はアプローチをしたのではないだろうか・・・

 

 

 

しかし全て、

 

履歴書が返ってくる。

 

 

メールしても返信なし。

 

 

面接しても落とされる。

 

 

 

など酷い有様だった・・・

 

 

 

そんな時、応募をしたある会社から面接の電話がきた。

 

小岩にあるネットショップ運営会社だ。

 

 

 

早速、面接の日時を決め、スーツに身を包み、会社へと向かった。

 

 

 

 

老朽化した、汚く、そして薄暗いビル・・・

 

 

3階から上は住居マンション。

 

 

お世辞にも綺麗とはいえない。

 

 

 

 

そのビルの2階に会社はあった。

 

 

 

 

 

恐る恐る、会社名の書いてある重い鉄の扉を開いた。

 

 

 

するとそこは会社とは思えない信じられない光景が待っていた・・・

 

 

 

 

続く・・・